福岡から毎年、指宿へご夫婦で温泉療養に来られている患者様。
かれこれ20年位指宿に来られているそうです。
健康堂治療院へは平成25年から毎年ご来院頂いています。
年に1回、5日間ほど滞在されていますが、ご夫婦で2回づつ治療に来られています。
ご主人様 70代 腰部脊柱管狭窄症
間欠性跛行、大腿部の痛み、しびれ 右膝の痛み(変形性膝関節症)
鍼灸、操体法など脊柱管狭窄症の治療原則に沿って施術。大殿筋やハムストリングス、大腿筋膜張筋の緊張を緩める。
また、変形性膝関節症や、その時々の随伴症状に応じて治療してきました。
治療後は楽になったと喜ばれて帰られていきます。
年1回の治療ですが、脊柱管狭窄症の症状は一進一退、5年前とあまり変化していないように感じます。進行していないのでいいのですが。
今年の4月の治療では、いつもの治療に、温熱療法をやりながら足を動かして、臀部や大腿を緩める「温熱整体」とふくらはぎと足首への筋膜はがし(筋膜リリース)を行いました。
いつものように、2日間の施術を終えて帰れられて、また1年後と思っていたら、先日7月の11日と13日にもまたいらっしゃいました。
本来は別の場所に旅行に行く予定でしたが、前回の施術後、かなり歩くのが楽になったので、予定を変更して、指宿に来たとの事です。
確かに歩き方が前回までとは変わっていました。
前回の施術の温熱整体で、筋肉が緩み、熱刺激で神経根症状が緩和したこともあるのでしょうが、患部から離れた場所の筋膜リリースがとても反応がよく、変化が出ていました。
根気よく、患者様全体を診て、反応点、治療点を探していくことの大切さを改めて感じました。
毎年、指宿や健康堂治療院にいらして頂いてありがたく思います。これからもずっといらして頂けるように、一生懸命治療していきます。
お電話ありがとうございます、
健康堂治療院でございます。